Q 歯周病はうつりますか?
A 歯周病は感染症ですので、他人に感染する可能性があります。
歯周病は歯垢(プラーク)の中に含まれている「歯周病菌」が歯周組織に感染する事によって発症します。
Q 歯周病は遺伝しますか?
A 歯周病自体が遺伝する事はありませんが、歯周病になりやすい要因は遺伝する可能性があります。
Q 歯周病治療に健康保険は使用できますか?
A 基本的な治療は健康保険の適応範囲内です。
歯周病の症状の改善を図る治療は健康保険、社会保険などの保険が適応されますが、
一部の高度先進医療や歯周病手術などは基本的に健康保険の適応外となります。
Q 歯周病は一度かかったら治らないのですか?
A 歯周病の原因はほとんどが歯周病菌による感染です。
歯周病菌は特別歯周病の症状がない普通の方でもお口の中に少なからず生息しているもので、完全に死滅させてしまう事は困難です。
また、一度数を減らしても再び細菌の数が増えてくれば歯周病は再発しますし、他人から再感染する事もあります。したがって普通の病気のように完治してしまうということはありませんが、それ以上の進行を食い止めて再発を防止するという感じになります。
Q 定期検診はどれくらいの頻度で来たほうが良いのでしょうか?
A 定期検診の間隔はそれぞれの人の歯周病の再発のしやすさ、お口の管理状態などによって違いますが、一般的に言えば3ヶ月〜6ヶ月に1回くらいを目安にされたほうがよいかと思います。
Q 自分が歯周病かどうかわからないのですが・・・
A 歯周病は特別な人がかかるのでなく、ある意味ほとんどの人が歯周病の要因をもっていると言っても過言ではありません。
それは通常口の中にいる細菌の中に、歯周病の原因を引き起こす細菌はがいるからです。
あとは、その程度の問題です。
吹田駅前歯科のホームページの歯周病チェックポイントでご自身の歯周病の危険性を一度チェックされてみて下さい。
チェックリストはコチラ
Q 歯周病って、何歳くらいからなるものなの?
A 歯周病は年齢を問わずに発生します。
歯を支えている歯ぐきや骨の周りに歯周病菌がついて、炎症がおこってきているようならそれは歯周病だからです。歯ぐきから膿が出て、歯が抜けてしまうような重症の歯周病も小学生や中学生のような非常に若い時期からかかってしまうケースもあります。
Q 歯ブラシをしている時に歯ぐきから出血しました。歯周病なのでしょうか?
A 歯周病の可能性があります。
歯周病の原因は歯にこびりついた硬い汚れです。
これは通常の歯磨きで除去することができませんので、専門医によるクリーニングが必要です。
Q たばこと歯周病は関係がありますか?
A ニコチンは血液の循環や、免疫機能が障害され、歯周病の原因となる細菌に対する歯肉の抵抗力が低下、歯周病を進行させてしまいます。
また、歯肉の治癒力を低下させてしまいます。歯周病は予防や治療を円滑に進めなくてはなりません。
そのために、喫煙者の方は節煙、禁煙も必要になります。
Q 妊婦の歯ぐきから出血は?
A 妊娠中にはホルモンバランスが変わります。
妊娠中のホルモンのバランスが変わります。
妊娠中のホルモンには歯周病菌が増えやすいホルモンが増えてしまうので、歯ぐきが腫れたり歯ぐきから出血しやすくなってしまいます。
歯石をとったりクリーニングをすることで抑えることができます。
Q 毎日歯を磨いているのに歯周病だと言われました
A 歯ミガキはなかなかご自分で完璧にするというのは難しいです。
歯科衛生士からどこが磨きにくいのかチェックを受けてみてはいかがでしょうか?
もし歯石がついていたら毎日の歯ミガキだけでは取れないので治療が必要になります。
すでに歯石がついていたり、磨きにくい場所があるのかもしれませんので1度歯科医院で診てもらったほうがいいでしょう。
Q 口臭が気になります。
A 口臭の原因にはいろいろなものがあります。
ムシ歯や歯ミガキの不良、歯周病などお口の中の問題だけでなく、胃や肺、鼻などの内科的な原因もあります。
一度歯科医院でみてもらったほうがいいでしょう。
Q 歯周病になっていたら早く治した方がいいでしょうか?
A 歯周病はかなり進行するまで痛みなどが出にくく、なかなかご自分では気づきにくい病気です。
痛みが出たや歯が揺れだしてからと気づく事もありますが、それはかなり進行してしまった状態です。
初期の段階なら治療も簡単なもので早く終わります。
手遅れになる前にはやく治療することをお薦めします。
Q 痛みも出血もないのに歯石は定期的にとらないといけないのでしょうか?
A 絶対に取るべきです
歯石は、プラーク・細菌の塊がかたまったもので、普段の歯ブラシではとることができません。
歯石がついている=歯ぐきに炎症が起こっている=歯周病が進行してしまう ということです。
歯石がついているなら、必ずとりましょう。
歯石のつき方は歯ミガキの状態や唾液の質によって個人差があります。
理想は歯石がついているからとる、ではなく歯石が付かないように歯ミガキをして定期的にPMTCというクリーニングをうけてムシ歯や歯周病を予防することです。