虫歯を防ぐためには唾液がとても大事です。
睡眠中は殆ど分泌されない唾液ですが、一日500ml前後の量が分泌されます。
唾液の働き
唾液は唾液腺から分泌されます。
この唾液腺、奥歯の辺りの内頬に2箇所、舌下に1箇所、左右対称になっているので、口の中には6箇所も唾液の出る場所があります。
その他にも、粘膜にある小さな腺からも分泌されているのです。
唾液の働きを見ると、驚くほど多くの働きをしていることが分かります。
①虫歯を防ぐ
②生えてきた歯の表面を硬くする
③歯や骨の石灰化の促進する。
④でんぷん質を分解する。
⑤噛みやすく、飲み込みやすくなる
⑥口の中のphを一定に保つ
⑦口の粘膜を保護する
⑧体内の水分量を調節する
⑨口の中の余分なものを排除する
⑩苦味・辛味を薄くする
⑪口の中の余分なものを排除する
⑫食べた物を美味しく感じさせる
⑬殺菌・抗菌作用がある
唾液は虫歯だけでなく、これほどの働きをしているのです。
唾液が少なくなるということは、大変なことなのです。
唾液が少なくなると、様々な弊害が出てきます。
唾液で汚れを流すことができなくなるので、虫歯になりやすくなり、歯周病にもかかりやすくなります。
唾液が少なくなることで口の中が乾きぎみになり、粘膜が赤くなってしまう場合もあります。
ヒリヒリするので歯磨きができなくなり、そんなことから口の中のケアができずに、更に虫歯になりやすいという悪循環を生んでしまいます。
このように・・・
ちゃんと唾液が分泌されなくなるということはどういうことなのでしょうか。
どんなことから分泌が抑えられてしまうのでしょうか。まず、食事をあまり噛まないということが一つの原因になります。
よく噛めば噛むほどたくさん唾液が分泌されます。
ですから、虫歯であまり噛むことができない、歯茎が痛くて噛めないという状態は、益々虫歯を作ってしまい悪循環にもなるのです。
ちゃんと治療をしなければいけないということがわかりますね。
また、鎮痛剤や血圧降下剤などを服用していると、唾液の量も減ってしまいます。
お腹を壊したり発熱していたり、大量に汗をかいた時なども唾液の量は減少します。
唾液が大切な役割をしています。
では、たくさん唾液を出す為には、食事のときに良く噛んで食べるということです。
一口30回以上噛むのが理想ですが、慣れないうちは食べることが辛いかもしれません。
最初はゆっくりと噛んで食べる習慣から始めましょう。
子供の場合は、柔らかいものだとすぐに飲み込んでしまうますので、ある程度歯ごたえのある、硬いものをたべさせるようにしましょう。
唾液をたくさん出すということは歯の健康にも繋がり、結果的には体の健康にも繋がっていくのです。
クリニックの特徴
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