Q 生えたばかりの歯は、虫歯になりやすいというのは本当ですか?
子供の歯の表面は軟らかいため、虫歯になりやすいのです。歯が生えてから表面が硬くなってくるまでの間に虫歯ができることが多く、この時期は特に虫歯にならないよう注意する必要があります。
Q 乳歯がまだ残っているのに永久歯が生えてきました。どうしたらいいのでしょう?
歯の抜ける時期は多少の個人差がありますが、通常、乳歯の根は下から出てくる永久歯に合わせて短くなり自然に抜けます。しかし、最近はあごが小さいために、隙間が足りなくてうまく生え変わらなかったり、重なって生えることがあります。その場合、放置しておくと歯並びに悪い影響が起こることもあるので、歯科医に相談して、抜歯の処置を受けてください。
Q 何歳から診てもらえるのですか?
何歳からでもだいじょうぶですよ。
ムシ歯の治療だけでなく、これからムシ歯をつくらないようにケアをするために、小さいうちからのケアをおすすめします。
特に最近は間違った飲み物の与え方(イオン水など)で歯がはえてすぐにムシ歯になってしまうお子さんもいます。
小さいうちからムシ歯予防の習慣を身につけてムシ歯に1本もならないことを目標にしましょう。
Q 乳歯の歯並びは気にしないといけないのですか?
矯正治療をするかしないかは程度や顎の成長などに関わりますので、1人1人ちがいます。
ただ、歯ならびが悪くなってしまうような癖があることもありますので、注意が必要です。
Q 乳歯は抜けるからムシ歯になってもそのままでいいですか?
ダメです 大きな間違いです。
ムシ歯がまだ小さいときや、お子さんがまだ小さくて治療できない場合、永久歯とのはえ変わりがもうすぐの乳歯など治療せずにおいておくこともあります。
本当に治療が必要な乳歯を放っておくと永久歯の歯並びが悪くなってしまったり、永久歯にキズがついてしまったり、歯ぐきどころか顔が腫れたりしてしまう危険性があります。
乳歯だから… とそのままには絶対にしないでください。
Q 子供が歯医者嫌いです どうしたらよいですか?
歯医者をイヤがるお子さんを連れてくるのは大変ですよね…
でもムシ歯があるのにそのままにしているとどんどん進行していってしまいます。
歯ならびや永久歯に悪影響をおよぼしてしまうこともあります。
痛みがある場合にはすぐに治療をしないといけませんが、そうでなければまずは慣れることから始めます。
イスに座ったり、口に器具を入れることに慣れていけば上手にできることも多いです。
初めは泣いていたお子さんも慣れて上手にできるようになることも多いですよ。