Q 歯ブラシをしている時に歯ぐきから出血しました。歯周病なのでしょうか?
 歯周病の可能性があります。歯周病の原因は歯にこびりついた硬い汚れです。 これは通常の歯磨きで除去することができませんので、専門医によるクリーニングが必要です。
 Q たばこと歯周病は関係がありますか?
 ニコチンは血液の循環や、免疫機能が障害され、歯周病の原因となる細菌に対する歯肉の抵抗力が低下、歯周病を進行させてしまいます。 また、歯肉の治癒力を低下させてしまいます。歯周病は、予防や治療を円滑に進めなくてはなりません。 そのために、喫煙者の方は節煙、禁煙も必要になります。
 Q 妊婦の歯ぐきからの出血は? 
 妊娠中にはホルモンのバランスが変わります。
 妊娠中のホルモンには歯周病菌が増えやすいホルモンが増えてしまうので、歯ぐきが腫れたり歯ぐきから出血しやすくなってしまいます。
 歯石をとったりクリーニングをすることで抑えることができます。   
 Q 毎日歯を磨いているのに歯周病だと言われました 
 歯みがきはなかなかご自分で完璧にするというのは難しいです。
 歯科衛生士からどこが磨きにくいのかチェックを受けてみてはいかがでしょうか?
 もし歯石がついていたら毎日の歯みがきだけでは取れないので治療が必要になります。
 すでに歯石がついていたり、磨きにくい場所があるのかもしれませんので1度歯科医院でみてもらったほうがいいでしょう 。
  
 Q 口臭が気になります
 口臭の原因にはいろいろなものがあります。
 ムシ歯や歯みがきの不良、歯周病、舌苔(舌についたプラーク)などお口の中の問題だけでなく、胃や肺、鼻などの内科的な原因もあります。
 1度歯科医院でみてもらったほうがいいでしょう。 
  
 Q 歯周病になっていたら早く治した方がいいのでしょうか? 
 歯周病はかなり進行するまで痛みなどが出にくく、なかなかご自分では気づきにくい病気です。
 痛みが出たや歯が揺れだしてからと気づくこともありますが、それはかなり進行してしまった状態です。
 初期の段階なら治療も簡単なものではやく終わります。
 手遅れになる前にはやく治療することをお薦めします。
  
 Q 痛みも出血もないのに歯石は定期的にとらないといけないのでしょうか?
 絶対にとるべきです。
 歯石はプラーク・細菌の塊がかたまったもので、普段の歯ブラシではとることができません。
 歯石がついている=歯ぐきに炎症が起こっている=歯周病が進行してしまう ということです。
 歯石がついているなら、必ずとりましょう。
 歯石のつき方は歯みがきの状態や唾液の質によって個人差があります。
 理想は歯石がついているからとる、ではなく歯石が付かないように歯みがきをして、定期的にPMTCというクリーニングをうけてムシ歯や歯周病を予防することです。 
Q 歯周病は移りますか?
歯周病は感染症ですので、他人に感染する可能性があります。
歯周病は歯垢(プラーク)の中に含まれている「歯周病菌」が歯周組織に感染する事によって発症します。
Q 歯周病は遺伝しますか?
歯周病自体が遺伝する事がありませんが、歯周病になりやすい要因は遺伝する可能性があります。
Q 歯周病治療に健康保険は使用できますか?
基本的な治療は健康保険の適応範囲内です。
歯周病の症状の改善を図る治療は健康保険、社会保険などの保険が適応されますが、一部の高度先進医療や歯周病手術などは基本的に健康保険適応外となります。
Q 定期検診はどれくらいの頻度で来た方が良いのでしょうか?
定期検診の感覚はそれぞれの人の歯周病の再発のしやすさ、お口の管理状態などによって違いますが、
一般的に言えば3ヶ月〜6ヶ月に1回くらいを目安にされたほうが良いかと思います。
Q 歯周病って、何歳くらいからなるものなのですか?
歯周病は年齢を問わずに発生します。
歯を支えている歯ぐきや骨の周りに歯周病菌がついて、炎症がおこってきているようならそれは歯周病だからです。
歯茎から膿みが出て、歯が抜けてしまうような重症の歯周病も小学生や中学生のような非常に若い時期から
かかってしまうケースもあります。
Q 歯ブラシをしている時に歯茎から出血しました。歯周病なのでしょうか?
歯周病の可能性があります。
歯周病の原因は歯にこびりついた硬い汚れです。
これは通常の歯磨きで除去する事ができませんので、専門医によるクリーニングが必要です。