歯周病は、再発が多い病気と言われています。その理由の一つにこのメインテナンスを受ける習慣が日本人には定着していないことがあげられます。歯周治療が終了しても、きちんとした管理ができていなければ再発してしまいます。
実際に長期間にわたり歯周治療を行い、いったん健康を取り戻したにもかかわらず、メインテナンスを行わなかったばかりに2〜3年後に再発をしてしまい、抜歯しなければならない状態になった患者さんもいます。
歯周病の治療中や治療終了直後は、歯周病菌が非常に少なくなっています。はじめは、ブラッシングも非常に注意をし、一生懸命に行っていますが、時間とともにだんだんおろそかになって行く場合もあり、再び歯周病菌が増殖し再発をおこしてしまうのです。
メインテナンスとは、定期的に口腔内を管理することにより歯周組織の健康を維持していくことです。
お子様のフッ素塗布や歯磨きのレッスンなども行っております。
また、茶シブ・タバコのヤニなどの着色を専用の機器で綺麗に落とします。
歯の健康の為には日頃からフッ素入りの歯磨き粉を使って、丁寧に歯を磨く事、そして定期的に検診を受ける事が大切です。
治療などの必要がなくても、三ヶ月に一回は定期的に受診するように習慣づけましょう。
お口の中をチェックしてもらったり、歯磨きでは落とせない歯石や着色汚れなども落としてもらったりすれば、むし歯や歯周病の予防にも効果的です。