歯牙移植について
Q 保険は使えますか?
保険でできる条件は、移植できる歯が「親知らず」と決まっており、抜いたそのひのうちに移植する事が条件となっています。
また、既に抜かれてしまって、元々歯がない場合は保険対象外となります。
このように日本国内の保険治療において「歯の移植」は制限があり、ハードルが高いものとなっているのが現状です。
ご自身の歯の状態が「移植」可能かどうか、丁寧に診断させて頂きます。
Q 抜いた歯は、どの歯にも(奥歯でも前歯でも)移植できるのですか?
抜いた歯の根と、移植する場所の骨の幅が合えば、基本的にどこでも移植は可能です。
移植する場所に対して大きすぎたり、小さすぎたりする場合は移植する事ができません。
サイズの問題になりますので、事前に診査・診断が大切になります。
基本的に前歯の適応は極めて少なくなります。
Q 抜いたはの頭(歯冠)はそのまま生かせますか?
はの移植治療は基本的に「根」の部分だけを使用し、その根がしっかりくっついた時点でかぶせ物を被せます。
Q 歯牙移植は痛くないですか?
麻酔をして手術するので、治療中は痛くありません。
麻酔が覚めた後、膨張・陣痛の出現もたまにありますが、殆どの場合お薬の服用で治まります。